このような文豪による山行記はもちろん、主に著作権の切れたテキストを無料で公開しているサイトがあります。
ご存知の方も多いでしょう。
青空文庫
思い立って、青空文庫にアップされている登山家の著書や「山」について書かれたものをざっと探してみました。
著作権が切れているということは、著者は50年以上前にお亡くなりになっているわけです。
従いましてややクラシックな作品ばかりです。
それにしても登山家は書くのが上手いですね。
「山」にまつわる数多くの作品がアップされている著者については、著者のページへのリンクを、そうでない場合は作品ページへのリンクを設定しています。
槍ヶ獄紀行/ 芥川龍之介
槍が岳に登った記/ 芥川龍之介
単独行/ 加藤文太郎
チベット旅行記/ 河口慧海
小暮理太郎(登山家、1873年ー1944年)
小島烏水(登山家、日本山岳会創立者で初代会長、1873年ー1948年、映画『劔岳 点の記』では仲村トオルさんが演じていました)
越中劔岳先登記/ 柴崎芳太郎(測量官、映画『劔岳 点の記』の主人公で浅野忠信さんが演じていました)
雨の上高地/ 寺田寅彦
寒中滞岳記/ 野中到(気象学者、富士山頂に気象観測所を建設、新田次郎の小説『芙蓉の人』の主人公)
松濤明(登山家、1922年ー1949年、12月の槍ヶ岳北鎌尾根で遭難死、『風雪のビバーク』)
案内人風景/ 百瀬慎太郎(北アルプス後立山は針ノ木岳の肩に針ノ木小屋を建設)
涸沢の岩小屋のある夜のこと/ 大島亮吉
層雲峡より大雪山へ/ 大町桂月
一ノ倉沢正面の登攀/ 小川登喜男
板倉勝宣(登山家、1897年ー1923年、大正12年1月に立山で遭難死)